手づくり絵本コンクール
応募方法 手づくり絵本のいろは 歴代受賞作品

作る準備
絵本に必要な文と絵
どんな絵を描こかな?
おはなしができたら
製本しよう

ストーリーのヒント
・おはなしのタネ
・ストーリー神社

色塗りのヒント
・色相環
・寒色と暖色

手づくり絵本のいろは


 毎年、絵本を手づくりするためのヒントを、手づくり絵本コンクールの前に
 ロビーギャラリーにて展示しています。
 こちらではその展示の内容をちょっとだけ紹介します。



作る準備~必要な道具を考えよう~ 
   
 1.下絵を描くには
   
 ・えんぴつ  ・消しゴム   ・画用紙

 2.色を塗ろう

 ・絵具 ・色鉛筆 ・クレヨン ・スタンプ
 ・コラージュするもの(雑誌やチラシ等)
 →版画などに挑戦しても楽しいね!

 3.仕上げの製本
 ・のり ・ステープラー(ホッチキス) ・はさみ
 ・クリップ ・ものさし ・リボンやテープ

●絵本に必要な文と絵

 1.文字の大きさは自由です
 大きめにかくと、読む人にやさしいです。絵とのバランスをとりましょう。

 2.絵と文との配置
 見開きページに絵や文字を書くときは、製本して、紙を綴じる時に
 きちんと文字が見えるか確認しましょう。

 3.絵本は、やっぱり絵が大事
 文字だけで絵が少なくならないように注意が必要です。
 ※絵と文字を入れるバランスを、鉛筆でうすく線を引きながら考えましょう。

 4.紙の使い方
 縦書きの絵本は右から、横書きの絵本は左からひらきます。
 ページをめくる向きを考えながら、絵を描いたりしましょう。

 
●どんなおはなしにしよう?

 1.テーマをいくつかメモ用紙に書きだそう
 書きたいものを考えて、昔体験して楽しかったことなど…
 きっかけになりそうなものをみつけよう。
 たとえば…
  ・地球を大切にするおはなし  ・動物の成長
  ・空の上  ・綺麗なお花  などなど
  
→絵本の世界を現実とは違う世界にしてみても楽しいね。

 2.キャラクターを決めよう
  身近な人を題材にしたり、不思議な力を持つ人が活躍するお話しにしてみたり、
  動物や人以外のもののお話しにしてみたり。
  
→それぞれのキャラクターに名前を付けて、もっと個性を出してみよう。

 3.音や様子をあらわす言葉を使ってみよう
  どんな様子かな?
  ・わくわく  ・どきどき  ・だらだら など

  どんな音かな?
  ・とんとん  ・ぱらぱら  ・がしがし など

 4.「たとえ」をつかってみよう
  五感を使って表現してみると、相手に伝わりやすい。
  例えば…
  ・「子犬のようにはしゃぐ」子ども  ・「ソフトクリームのようにおいしそうな」雲 など

 5.話し言葉(セリフ)を入れてみよう
  ・そのとき、たろうはこういった。「おいらが鬼退治にいくよ」 など


●どんな絵を描こうかな?
 
 
絵本は、絵が主役です。おはなしにあわせて絵を描いたり、
 自由に絵を描いてから、後でおはなしをつけたりする方法もあります。

 1.下書きしてみよう
  下書きには、鉛筆と消しゴム、チラシの裏などの紙を用意しましょう。

 ・得意な絵、好きな絵はなんですか?
  描きたい絵が思いつかない時は、好きな絵を描いてみましょう。
  動物の絵などは、いろいろな絵本や図鑑を見て参考にしてみましょう。
  物の形の描き方が知りたい方には、芸術的な絵のデッサン本がオススメ。
  図書館で借りて見てみよう。

 ・いろいろな表情をつけてみましょう。
  イラスト・カット集に載っているイラスト・キャラクターもみてみると
  参考になるかもしれませんね。

 2.楽しい色塗り!
  水彩絵具で色を塗る時は、筆と絵具と水を上手に使おう。

 《にじみ》   《ぼかし》
 
たっぷりの水で溶いた絵具を
筆でとり、紙に塗ります。
乾く前に、同じようにたっぷり
の水でといた別の色を塗ると、色がにじみます。
  筆に水だけをつけて、
あらかじめ画用紙をぬらして
おきます。
その上に好きな色でぬって薄くのばします。

《ドライブラシ》   《点描》
 
すこしの水でとかした絵具を、
筆で紙の上にのせます。
そこに乾いたブラシや筆で
シュッシュッとこすりつけます。
  すくない水で絵具をとかし、
すこしだけ筆に付けて、てん、
てんと紙に絵具をつけていきます。いろんな点々を重ねて、遠くから見ると色が混ざって見えます。

 
絵具以外にもポスターカラーなども使ってみましょう。
 筆の代わりにティッシュ、布なども色を塗る道具になりますよ。
 ローラーやブラシ、ふき流しなど、塗り方にもいろいろあります。
 もっと知りたい人は、図書館の本で調べてみましょう

 ★描く以外にも、いろんな方法で「絵」をつくることができます。
《紋切り》 《コラージュ》
折り紙をおった後、
ハサミで切るだけで、
すてきな形ができあがり!
新聞紙やチラシ、包み紙、雑誌の切りぬきなどで楽しい絵本ができます。

《版画》
立体感が出ておもしろい絵になります。 
 
・発ぽうスチロール版画
発ぽうスチロールをカッターなどで
切って形を作ります。油性マジックで
かきこむと、線がとけるので、
切らずに作ることもできます。
・ダンボール版画
ダンボールを切って作ります。
 ・ゴム、木版画
彫刻刀を使うので、たいへんですが、
できあがりはとても味のある作品に
仕上がります。

《はり絵》   《スタンプ》
 
かげ絵と同じで、はっきりとした絵になります。使う紙によって違った表現を出すことができます。   消しゴムや、野菜、ボタンや葉っぱを使ってオリジナルのスタンプができます。


《ローラー、ふきながし》   《マーブリング》
紙の上に落した絵具をストローでふいたり、ローラーで色をつけたりすると、不思議な絵になります。   マーブリング液など、専用の道具が必要です。文ぼう具屋さんに聞いてみたり、本で調べてみたりしてください。


●おはなしができたら

 
1.タイトルを決めよう
  おはなしの内容が気になるタイトルをつけよう。

 2.おはなしの終わり方を決めよう
  満足、納得するような終わりかたや、不思議な結末など色々あります。

 3.表紙は絵本の顔です
  誰が作った絵本かわかるように、表紙にはタイトルと名前をかきましょう。
  裏表紙に絵を描いてみよう。大きく描いたり、小さく描いたり、表紙と繋げても楽しいね。


●製本しよう

 1.製本を始める前に
  綴じるのに必要なところ(のりしろ)は何もかかないようにしましょう。
  画用紙など、厚みのある紙の方が製本しやすくなります。
  薄いコピー用紙を使う時は、色画用紙などを台紙として使うと丈夫になります。
  あらかじめページごとにカバーをかけておくと、出来上がった絵本が汚れません。

2.カバーの種類
《透明ポケット》
 色々なサイズの種類があります。
 紙の大きさに合わせたサイズを選びましょう。
 ちょうど良いサイズのものがあれば、その中に
 絵本の紙を入れ、紙と一緒にとじましょう。 
 
《透明接着フィルム》
 図書館の本の表紙などには全てこの
 フィルムがかけられています。フィルムを貼る 
 と、長い間本を綺麗に保つことができます。
 詳しくは文ぼう具店で聞いてみましょう。
 


 
3.製本の方法
  製本には3つの方法があります。作りたい絵本にあわせて、製本の仕方を選びましょう。
  製本の仕方にあわせて、穴あけパンチ・のり・クリップ(洗濯ばさみなど)を用意しましょう。
・リボンをかけてとじる
  絵本に穴をあけて、そこにリボンを通して
  絵本の形にします。
  1)画用紙の縦、または横の長さにあわせて、
   パンチで穴を2~4コあける。
  2)穴をあけたら、ページがずれないようにクリップや
   ホッチキスでとめる。
  3)あけた穴にリボンをとおして、紙がバラバラになら
   ないようにする。
★リボンの長さ
5mm幅のものを約1m用意(絵本の縦の長さ×3)+最後に結ぶ分
 

・伝統的な和綴じ
  日本独特の製本方法。糸で紙をとじます。
  背はり用の和紙や「きり(穴あけ用)」を用意して
  とじてください。
  1)紙を2つ折りにし、折り目をそろえて、
   のど側(袋状になっていない側)に穴を4つあける。
  2)紐をとおして強く結ぶ(仮とじ)。
   ※クリップ等で止めると、うまくとじることができます。
  3)背の天(上の部分)と地(下の部分)に布をつける。
  4)表紙・裏表紙を用意。本体の大きさにあわせて折り線を入れる。
  5)まわりを折り込むと表紙になります。
  6)本文と表紙をあわせ、のどをのりばりしてから穴を4つあける。
  7)本文と表紙をひもでとじる。
 
 
・重ねとじ
  1)用紙を2つに折って、折り線をつける。
  2)紙を重ねる。
  3)折線の上に穴をあけ、ホッチキスの針か、リボン(ひも)でとじる。
   ※リボンの場合は、穴は2つあればとじることができます。
    穴は「千まい通し」や「きり」をつかいましょう。

 ・一枚の紙で絵本をつくる
  1)1枚の紙を8つに折り、真ん中の部分をはさみかカッターで切ります。
  2)折りたたんでいくと、のりもホッチキスもいらない絵本ができます。
 

※※コンクールに応募されるみなさんへ※※
   
 枚数も決められていますので、応募方法をご確認ください。


●ストーリーのヒント

  おはなしのタネ
 自分が好きな言葉から「おはなしのタネ」をみつけて、すてきなおはなしを作ってみよう。
 「楽しい」という言葉からはじめて、たのしいといえば「プール」。プールといえば「つめたい」のようにどんどん文字をつなげていきましょう。

ストーリー神社
 だれが→どこで→なにを→どうした を順番にクリックするだけで
 おはなしのもとになるね。「いつ」「だれと」を考えておはなしをふくらませよう。




●色塗りのヒント
・色相環
 12色相環は代表的な12色を丸い形に並べたものです。
 向かい合う色を補色と言います。
 補色同士を並べるととても目立ちます。
 目立たせたい時に使うと効果的ですね。 
 

・寒色と暖色
 色から感じるイメージがあります。
寒い・冷たいと感じる色合い 暑い・暖かいと感じる色合い